Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

平清盛ー西海の海賊王

平清盛、今日もよかったです。

さて、ELP「タルカス」のオーケストラ版(吉松隆氏編曲) さすがに今日はわかりましたね。番組の最後に使われていました。

さて、今日は松山ケンイチ扮する若き日の平清盛加藤浩次扮する兎丸、両者の熱演が光りました。今回の平清盛でいいと思うのは、脚本が登場人物に対する感情移入、思いいれを入れやすい内容になっているという点ですね。天地人「お江」にはこんなものを一切感じませんでした。

激しい闘いをしたあと、清盛は兎丸にいいます。

「お前は俺だ。父を失のうた悲しみを抱え、乗り越え、この面白うもない世の中を面白う生きようとあがいている男だ。.. わしと共に生きてくれぬか?」
「王家の犬といっしょに生きろというんか?」
「王家の犬では終わらぬ!!」
「おまえ、アホちゃうか...」(笑)

このやりとりは引きこまれましたね。

この兎丸は架空の人物ですが、清盛の水軍形成の柱となっていきます。海なくして平氏なしですからね。

ちなみにこの平清盛で何度も出てくる「面白うもない世の中」というのは現代の日本にも通じる言葉ですね。おそらく今の若い人はこの閉塞した現代の日本社会に対して同じ思いをもっているんじゃないでしょうか?

学歴による格差がますます大きくなる社会、一度失敗、挫折したら二度と這い上がれない社会のシステム。徹底的にシステマテイックに管理され、何でも「先」が見えてしまうような社会。新しい発想や試みを一向に受け入れようとしない会社組織。

何か平安のあのフニャフニャ貴族が現代の政治家、官僚、財界人に見えてしまうのは私だけでしょうか?

若い人たちの中で「面白うもない世の中を面白う生きようとあがいている」若者が増えれば、閉塞した社会が少し変わるのでは、と期待するのは無理でしょうか? やはり清盛や信長のような人材を現代の日本は必要としているかもしれません。