Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

原発集会の意味ー「どうせ何も変わらない」という言葉を捨てよう

まずはこの映像を見て欲しい。

Frying Dutchman"Human Error"
日本のロックもまだ捨てたもんじゃない、と思ったビデオだが..

ご存じの方もいるだろうが、本日首相官邸の前でまた大規模な反原発集会がある。
日本人の中にはこういう集会に参加するのを「ダサい」という雰囲気が日本とりわけ若者の中に間違いなくあるし、「どうせ大飯原発の再稼動決まったし、今さらひっくり返らないのだから今さら反対集会に参加するなんてバカじゃいの?」などという人間が少なくない。

しかしそれは違う

原発に関する嘘の情報、プロパガンダ、とかいろいろあるが、福島がああいう事態になりいまだ余談を許さない状況が続いていることに関して、やはり日本人はまだまだ無関心だし、何か無関心なことがカッコイイと勘違いしている傾向すらある

よく「どうせ何もやっても変わらないよ」という人がいるけど、そういう人はそれに関して今までどれだけ問題意識を持っていたのか、単にマスコミの情報を全て鵜呑みにして「お上のいうとおり」にした結果そうなったのであって、その前に阻止するために何もしないでいたのではないか? それすらしないで全てできあがってしまってから「何をやっても変わらない」というのは自らの権利放棄でありはっきりいって甘ったれた考えである。何よりも結果としては権力に従順な人間になっていることになる。

今度の震災のまつわるモロモロで民主党自民党もいかにひどい党になったかが火を見るより明らかになった。自民党政権が長く続いたときも「どうせ選挙にいったって何も変わらないよ」とよくいわれていたが、3年前我々は権利を行使して一応選挙で自民党を政権から追い出すことができた。そしておそらく近々行なわれるだろう衆議院選挙でも今回で国民を騙し選挙民を裏切った政治家を片っ端から選挙で落とすことだって決して不可能ではない。(ただ橋下の「維新の会」は単なるミニ小泉政党だから私は支持しないけどね)

いずれにせよ「何も変わらないよ」という状況を作ったのは何でもマスメデイアの情報を鵜呑みにし、全ての問題に無関心だった結果そうなったのであって、それをこれからでも変えることは充分可能だ。先日の官邸前の公称四万人の集会は「おとなしい日本人」が遅まきながら変わりつつあることを示している。大飯原発を止めるかどうか、という部分だけをこの集会を見ている人が多いようだが、実は問題は大飯の再稼動問題だけではない。重要な点は大勢の人間がデモによって反原発の意思を示すことによって権力者たちが思い通りの動きが今後しにくくなるのだ。それだけでも大きいとは思わないのか?

「どうせ結果は同じでしょ」とわかったような口を聞くのではなく、もうマスメデイアや政治家の嘘には騙されないぞ、という態度を示すことから「変えていく」ということを考えないといつまでたっても庶民は「搾取されるだけ」の存在となる。

よく「選挙を棄権するのが俺の意思表示だ」などという人がいるがそれは単なる自己満足に過ぎない。結果としては権力者を有利にしているだけである。同じように「自分の意思を示さない」「原発に関して発言するのはダサい」などというのも結果としては「搾取する連中」を有利にしているだけだ。これをやめさせるのは国民のうねりを大きくするしかない。なぜなら「搾取する連中」国民に団結されるのを何よりも恐れているからだ。

ちなみにアメリカで先日オキュパイ運動が起きてからTPPを初めアメリカの富を独占している「1%」の連中の動きがかなりおとなしくなった。数としては圧倒的に少ない連中は99%が団結するのを見て恐怖を感じたらしい。

決して動かすことは不可能ではないのである。

だから今回の集会は大きな意味がある。

twitterやソーシャルネット内でわかったような口を聞くのではなく、全員が協力して政府に対して声を揚げる。それが重要なのである。前回の倍以上の10万人、20万人が官邸の前に大群衆として集結すればいかなる権力者も恐怖を感じるはず。
まあ、野田は救いがたいほど鈍感でバカなので何も感じないかもしれないがその周囲の人間には充分な圧力がかかるはず。

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