Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

秘密保護法案成立も施行前に廃止可能!! 戦いはこれから!!

本日の「政治ショー」は久々に面白かった。

いや、結果は勿論最初からこうなるとわかっていましたー失望はしていますが驚いてはいません。参院本会議で秘密保護法案が可決・成立した。賛成130、反対82

ただ今日は少数野党でありながら野党は頑張ったと思いますね。まあ会期延長をしない、と再三再四行っていた菅官房長官も2日間の会期延長を行わざるを得ない状況でした。

そして何よりも国会前に4万人とも5万人ともいわれる人が集まったようですが、まあ安保の10万人には及ばなかったもののこれだけ人が集まったことは最近なかったんじゃないでしょうか? かなり警官隊との緊張した場面もあったと聞いています。

それにしても今回の国会、本当にひどかったですね。衆議院の委員会、本会議、参議院の委員会、本会議

すべて強行採決

こんなのは前代未聞です。これほどまで民主主義を徹底否定し、国民を愚弄した国会は記憶にありません。

しかも石破幹事長の「反対を絶叫するのはテロ」という発言のおまけつき

正直ここまで酷い内容になるとは私も思いませんでした。いや、安倍と石破のコンビならこういうことが起きても驚きはしません。しかしここまで民主主義を露骨なまでに否定した行動をとるとは.. パブリックコメント8割反対、連日の国民の反対集会や反対への陳情

それらを徹底無視

以前から当ブログでも書いていましたが、なぜか誰も本気にしなかったようですが、安倍晋三石破茂も本質的にファシストだ、ということがこれらの行動でよく理解できたと思うのですがどうでしょうか?

だが今回これだけ反対運動が盛り上がった中で国民の声を徹底無視、全てを強行採決という暴挙を繰り返したことのツケは決して小さくないと思います。おそらく今週末、どこかの報道機関は世論調査を行うでしょう。その時の支持率がどうなっているか、楽しみではあります。

実は安倍政権が強引な国会運営をしたのは今回が初めてではありません。6年前の教育基本法強行採決でも批判を呼び、結果的に参議院選挙惨敗、結局第一次安倍政権は一年もたず退陣しました。

どうも安倍の行動を見ますとその時の教訓からあまり学んでいないようですね。今回の一連のできごとで政権はかなりダメージを受けたと思います。

とある自民党幹部は強行採決で一時的に支持率が下がるが、正月もすぎればみんな忘れるさ」と発言したそうです。

まあ国民もなめられたもんです。

でも少なくても私は忘れませんね、忘れさせません。

しかしこういう政権が誕生したのも、一言で言えば国民の半数が選挙にいかない、無関心、というものが生んだ結果なのです

民主主義というのは本当に壊れやすい、ガラス細工のようなものです。何か政治に関心があるのがダサいなどという風潮が一部にあるようですが、無関心というのは無責任であり社会人としての責務を果たしていないのも同然です。

参考までに実際のこの秘密保護法案が実際に施行されたらどういう社会になるか、シミュレーションしましょう

1.公安警察ゲシュタボ化
ゲシュタボというのはナチス政権下での秘密警察で、国家に反逆や批判的な人間を次々に逮捕、拷問した組織です。国家秘密漏洩を取り締まる、という時点で公安は自動的に秘密警察になります。これが恐怖社会の始まりです。

2.日本に本来存在しないはずの政治犯が出現する
ゲジュタボ化した公安警察にある日突然逮捕されます。多くの場合自分がなんで逮捕されたかもわからないかもしれません。何が国家機密なのか誰も知らないからです。政府が勝手に福島第一原発を国家機密化したら福島第一原発としゃべっただけで突然逮捕、などということが起きる可能性があります。

3.すべてのマスコミの御用マスコミー大本営
今ですら産経や読売などは実質的に政府の御用マスコミのようなものですが、朝日、毎日から東京新聞ですら政府の取材の矛先は鈍るでしょう。情報は政府に徹底コントロールされ完全にすべてが大本営発表になります。

そしてこれらがまさしく安倍や石破の目標なのです。だからこそ拙速で急いだのであり、強引に推し進めようとしたのです。

それにしても法律の専門家でない私が見てもこの特定機密保護法は内容が実にお粗末、雑です。こんな法律ははっきりいって先進国の法律とはとてもいえません。

しかし、皆さん。まだ落ち込むのは早いです。

法案は確かに成立しました。しかしすぐに施行されるわけではありません。

また法案成立しても廃止された法律もかなりあります。方法も複数あります。

また弁護士の専門家の記事も参照してください

■超安心 秘密保護法なんて怖くない! 憲法は最強の切り札なのだ
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2013/12/post-664f.html

そうです。この法案、私のような素人が見ても

この法律は憲法違反ではないか、

と感じるのですね。私が思うのですから弁護士の方の多くはそう思うはずです。

もし法律の違憲訴訟が可能ならこの法律は凍結され、最高裁違憲判決が出れば廃止になります。

裁判所による違憲判決はなかなか出ない、といわれますが、この特定機密保護法案は違憲判決が出る可能性が充分にあります。

あと今回、かなり野党、特に民主党共産党はがんばったと思いますが、何とか勢力を結集して立て直して欲しいものです。
今回安倍政権の受けたダメージは決して小さくないはずです。私は別に共産党支持者ではありませんが、共産党の志位委員長の発言のように安倍政権の終わりの始まり」が始まったような気がします。

とにかく反対意見をいう=テロリスト、などと公言してはばからない人間これだけでファシストー独裁主義の証明です)が政権の中枢にいることがいかに危険なことか今回でよくおわかりになったのではないでしょうか?

まずはこの2人のファシスト政治家を追放しましょう。