Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

現代だからあえて提唱ーITラマダン(脱インターネット)

インターネットが社会に普及して15年以上、もうすぐ20年になろうとしている。
情報はネットを通じて自由に手に入れることができる。ネット黎明期にはこの新たな情報ツールで革命が起きるのでは、などということがまことしやかに語られ今もそれを信じている人間がいる。

そんな時代にあえてこれを提唱、提案したいと思う。
それは ITラマダ

ラマダンは勿論イスラム教の断食の儀式のことをいうが、そうITラマダというのは「断IT」のことをいう。

つまりウエブページ閲覧やソーシャルネット参加は勿論のこと、メールすら断つ。PCの電源も入れない スマホもメールやネットを断つ

そんな日を月に一日、24時間だけでいいからもうけることをITラマダと名付けることにする。

何のためにこんなことをするのか?

それは昨今のネット、だけではないが、情報過多と同時に最近とりわけ感じる情報の質、信頼性の低下というのも大きく影響している、

・ITラマダンの目的

日本人は世界の中でもとりわけ情報リテラシーが低い国民といわれる。当ブログの記事にも書いたが、日本国民の7割マスコミの情報に全幅の信頼をおき、マスコミの情報を何でも鵜呑みにするというデータが出ている。

■マスメデイアを何でも鵜呑みにする日本人考えることを拒否する日本人
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20140521

これは非常に危険な傾向といわざるを得ない。

一方、それではネットの情報があてになるのか、というとこれも残念ながら酷い状況で、はっきりいえばネットの情報の8割はゴミ情報、といっても過言ではない。
こういう状況は人間の判断、知的思考に関してさまざまな悪影響をもたらす。私がインターネットは人間を賢くする、という見解に同意できないのはまさにこの点である。つまり

・どの情報が正しい情報なのか、わかり辛い(デマとかを信じやすい)
・情報が多くなりすぎるために、その情報に流されやすくなり、どれが自分にとって必要な情報でどれが自分にとって不要かがわからなくなる。

大震災のおりも、twitter等で多くのデマ情報が流れたのは記憶に新しい。現代は情報に惑わされやすく、特に日本人は世界的に見てももっとも流されやすい国民である。

一言でいえばテレビ、ラジオだけでなくネットからも情報が流れ、その情報過多の状況はもはや個人で処理できる限界を超えている、ということもできる。

そのような情報社会で自分を見失わない、情報弱者にならないためのITラマダなのだ。具体的な目的として

1.過度な情報の状態から自らを一時解放し、リフレッシュする
2.情報に対して冷静になり、自分が不要な情報、不確かな情報に惑わされていないかを検証する
3.自分にとって不愉快な情報、自分の心を乱すような情報を完全にシャットダウンし、自分にとって本当に必要な情報は何かを心を冷静にして考える。
4.ネットから一時離れ「リアル」な世界での営みを強化する。しいては実生活の充実に心を配る機会にもなる
5.大勢の人が実行すればエコにもなる。(電気を使わないわけだから)

そもそもラマダー断食 というのは胃腸を一時休めるという肉体的な合理性からきている、ヒンズー教にも仏教にも断食がある。(私見ではイスラム教の断食の仕方はかえって胃腸に負担を与えると思うのだが)

同じように現代では頭を一旦休めるITラマダが必要だと考える

・結局は「リアル」が充実しなければ意味がない

ネットの中をみるとまるでネットの世界の方がリアルな実生活よりも価値があるかのようにいう人がいる。いわゆる「ネット住民」にそういう輩が多いが、バーチャルな世界がリアルの世界より優れている、とかいうバカげた考え方を信じ込んでいる輩がいる。

過日の「ネット選挙」でも明らかなようにtwitterやあちこちの掲示板に熱心に書き込みをしたネットの暇人、住民たちのおそらく殆どは投票所に行っていないだろう。ネットでは元気でもリアルな行動自体に踏み切れない、リアルな世界では存在感自体出せない、そんな人たちのようだ。きつい言い方かもしれないがこれは一種の行動障害といってもいい。

どんなにインターネットを中心とした情報ツールが発達しても、インターネットはツールであってそれ以上でも以下でもない。情報伝達の方法でも一手段に過ぎない。だがその手段をネット内では過剰に評価し、あたかも魔法のツールであるかのように考える人たちがいる。

ネットだなんだかんだいっても最終的にはリアルな実生活でどれだけの実績、成果を揚げるかで人間の評価が決まる。当たり前の話。

そのリアルな生活を充実させるために、情報過多な現代にリフレッシュした気分で臨み、不要な情報に惑わされることなく、しかし自分にとって必要な質の高い情報を取捨選択することによって実生活の充実を図る(これはいわゆるネット住民たちがいうリア充」とはちょっと違う意味だ)

そのためのITラマダだ。

賛否両論あることは承知の上、いわゆる「ネット住民」ITギーグ、ITコンサルタントエバンジェリストとかいわれる連中からは非難轟轟かもしれない(笑)

勿論、このITラマダ 実行するのは決して簡単ではない。サラリーマンならともかく私のような自営業者などはなかなかそれを実行できる日程を確保するのは簡単ではない。

しかし情報に惑わされたり流されたりしないためにもこれは必要かもしれない・

来週はお盆の週。

ITラマダンではPCの接続も切りましょう
これを実行できるチャンスであることは間違いない。