Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

投票率史上最低ー選挙結果よりも深刻な状況

第四十七回衆議院選挙の結果の所感は前の記事に書いたが、今回私がどうにも腹に据えかねるのは今回の選挙が史上最低の投票率である52.67%(推定)に終わったという点である。

先日もお隣の香港では民主的選挙を求めて戦っている若者の姿を紹介したが


この香港の若者たちは日本のこの酷い投票率に対して何と思うだろうか?

私は一日本人としてとても恥ずかしいことだと思う。

そもそもこういう日本国内の低投票率の傾向を容認、もしくは奨励すらしている文化人の存在がある。私はこういう連中は本当に腹に据えかねる

■「投票率は選挙結果を左右しない」 政治学者・菅原琢
http://thepage.jp/detail/20141207-00000001-wordleaf

 投票率は、各党、各候補の得票、少々の無効票の総和を分子とするデータである。投票率が低いということは、各党、候補の得票が少ないということである。したがって低投票率は、政党や政治家に魅力がない、選挙に面白みがないということを端的に意味する。そしてこれは、決して有権者の責任ではない。政治に関心がない、どの党に入れても変わらない──人々にそう思わせているのは、今の政治である。政党や政治家は低投票率の被害者ではなく、低投票率を生み出している犯人なのである。
 投票を躊躇う有権者に、投票に行けと攻撃する有権者も同罪である。好ましい政党や政治家が見つからない不幸な有権者に、「究極の選択」を偉そうに迫るのは止めて欲しい。他人を責める代わりに、まず現状における人々の選択の苦痛を理解したうえで、その人にとってどの党が好ましいのか示唆したり、あるいは自らの支持政党の魅力を語るなどしたほうがよい。

確かに今回の選挙で有権者は「究極の選択」を迫られているのは事実である。しかしだからといってそれが投票の棄権を正当化する理由にはならない。
いやしくも大学教授の地位にある者が、しかも政治を専攻している人間がそのような発言をするとは呆れてものが言えない。はっきりいって私はこの発言だけでこの政治学者を信用しない。民主主義をどれだけこの人は大事だと思っているのだろうか?

実はいわゆる文化人といわれる連中で低投票率を棄権、ヒドイ場合は岡田斗司夫のように棄権を奨励する文化人もいる。(奇しくもどちらも東大の教員でもあるー東大生は低投票率なのだろうかww?)

だが私に言わせればこのようなエセ文化人はそろそろメデイアから追放してもいいのではないか、と考える。

実際、「投票する人がいないから投票に行かない」というのは単なる言い逃れに過ぎない。インターネットが発達した現代なら候補者の人物像や政策、思想等を知ることなどたやすいことだ。それを怠った上で「投票しないこと」を正当化する論拠が大手を振ってまかり通っていることが腹立たしいし情けない。実際海外に行くとか入院している、等のやむを得ない状況でない限り投票所に行かない正当な理由はないはずである。民主主義、自由主義というのは個人の自覚と意識がしっかりしていることで健全に運営されるはずである。

ちなみにオーストラリアでは義務投票制ー選挙において投票すること(または投票所へ行くこと)を有権者に対して法律上義務付ける制度だがこの現状を打開する一つの方法になるのではないか? とも思う。

正当な理由なく投票しなかった有権者に対しては罰金等の罰則がある。

義務投票制について詳しくはこちらをご覧いただきたい
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E5%8B%99%E6%8A%95%E7%A5%A8%E5%88%B6#.E7.BE.A9.E5.8B.99.E6.8A.95.E7.A5.A8.E5.88.B6.E3.82.92.E6.8E.A1.E7.94.A8.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.84.E3.82.8B.E5.9B.BD

まあ自公政権である限り実現性は薄いとは思うが、自民党公明党投票率が低い方が都合がいい政党なので,,

ただ一つの解決策ではあると思う、

ちなみにfacebookでつながっているある女性作家が投票率に関して次のように述べている。本人に迷惑がかかるといけないので実名は伏せるが、実に的を得た発言だと思う。

SNS時代になって、これだけ一般市民が「選挙に行こう」とか煽っても、行かない人は自分に(あるいは世間に)言い訳して行かないんだよね。「投票したい人(政党)がない」としても、白紙投票という手だってあるのに(その是非はともかく)。

いっそ「選挙に行かないのは非国民」くらいの風潮になれば、もっと投票率上がるだろうね。世間の目を気にする日本人ならではの心理を刺激するのは、いい作戦ではないかと。w

冗談抜きにこういう雰囲気にしないと投票率上がらないかもしれない、ww

とにかく日本の民主主義を守る意味でもこの低投票率、我々市民レベルで何とかしなければならない