Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

やはりおかしい今回のマスコミ選挙報道

今回の衆議院選挙ー気になる点が実に多い選挙なのでもうしばらくこれに関する記事を書かせていただく。

そして今回の選挙に関するマスコミの報道ーやはりどこかおかしいと感じざるを得ない。

周知のとおり安部政権はテレビや大新聞のマスコミに対し異例の「要望書」という名を圧力をマスコミに加えた。

安倍政権がテレビ局に圧力!自民党がマスコミに通達を送る!出演者の発言数や番組内容に意見!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4622.html

この要望書に書いてある「公正な報道」とはいうまでもなく『政府にとって都合のよい報道をせよ」という意味である、

海外のメデイアはこれを伝えて「まるでナチスの選挙だ」という報道をしている。
Japan’s Nasty Nazi-ish Elections
http://www.thedailybeast.com/articles/2014/12/11/japan-s-nasty-nazi-ish-elections.html

そして今回のマスコミの報道を見ると「政府の圧力に屈したのでは」という疑念にかられる報道の仕方をしているように残念ながら見える。

例えば今回の選挙結果、「自公大勝」と書いてあるがよく見ると自民党公明党のトータルの議席数は公示前と殆ど変らない、(元々両党合わせて既に3分の2越している)、自民党などは公示前より議席を減らしている。

にも関わらずこの点に触れて報道した新聞テレビは私が知る限り皆無である。
まあ与党として3分の2獲得したのだから大勝というのは必ずしも間違いではないが、この「現状維持」の部分に触れないのは「印象操作」と思われても仕方がない部分はある

そして最たるものは選挙情勢の事前報道だ。
どの新聞も自民党300議席獲得!

産経新聞に至っては自民党単独で3分の2議席獲得と報道した

そして実際には290議席(現在は1つ追加公認して291議席

これは誤報といわれても仕方あるまい。実際「日本報道検証機構」ではこれは「誤報」扱いにされている。
http://gohoo.org/14121502/

但しこの件に関しては朝日新聞を始め他社もあまり産経を非難できまい。実質的にどの新聞も「自民300議席獲得」もしくは「自民3分の2獲得」予測を追従していたからだ。

どの新聞も自民党単独3分の2獲得があたかも既定事実であるかのように書いてました。それが予測大ハズレだったのだから、一部の人からは「世論操作」とか「安部政権の言いなりに調査を改ざんした」とか言われる始末。

実際データを改ざんしたとは私は思わないが、そのような疑念を持たれていること自体マスコミとしては問題ではないのか? と思うのだ。残念ながら今回の予測の大ハズレは各新聞の世論調査の信頼性に?マークをつけるに十分なものになってしまったといわざるを得ない。

いずれにせよ例の「安部政権要望書」事件があっただけに、マスコミの報道姿勢に対してはいつになく厳しい目を向けるべきだろう。

またいまだ原発問題で揺れる福島で県政記者クラブ自民党福島県連の宴席があったそうだが

時期が時期だけにこういうのはあらぬ疑いを招く。

そもそもこの宴席の費用はどのような扱いになっているのか。各出席者が会費もしくは割り勘で賄われているのか、記者クラブ側の接待なのか、自民党が全部支払ったのか、

もし自民党がこの席の費用を全部持ったとなると、これは県政記者クラブ自民党の思うとおりに記事を書く、つまりマスコミと自民党の「癒着」が日常化している、と受け取られても仕方がないことになる。

少なくともここの部分の情報は公開すべきであろう。でないと県政記者クラブの記者の記事の信頼性に大きく傷がつくことになる。 きちんとした説明がない限り県政記者クラブ自民党県連の広報紙記者クラブになり下がったと世間は見るであろう

報道機関、というのは本来は政治権力のチェック機構でなければならないはずだ。だが今回の衆議院選挙の報道ではテレビ、新聞各紙の報道を見るとその姿勢があまりはっきり見えなかったような気がする。

やはり安部政権の圧力にマスコミ各社は屈してしまったのだろうか?