Kyojiのよろずひとりごと

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

急転直下! 9月は政局が大きく動く? 自民総裁選,公明党

先日の8月30日の市民12万人?(本当の正確な数字はわからない)の集会以降追い詰められながらもまだ強固な体制の安倍政権ではあったが、

うれしいことにどうもここのところ雲行きがおかしくなり始めている

自民党の雲ゆきがおかしい

安倍首相と谷垣幹事長は9月の14日―16日を軸に戦争法案」の採決(勿論強行採決だ)の方針を確認したという。

だがそううまくいくだろうか?

まず先日シビリアンコントロール崩壊」の面で野党に追求され意味不明の釈明を繰り返す中谷防衛大臣を始め、違憲性の強い「戦争法案」の審議の最中に野党の強い要請にも関わらず、大阪よみうりテレビ『ミヤネ屋』に出演した件

■首相のテレビ出演、参院委員長が不快感 安保法案の審議中
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS04H5T_U5A900C1PP8000/

参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民党)は4日の理事懇談会で、安全保障関連法案を審議していた同日午後、安倍晋三首相が大阪を訪れテレビ出演したことについて「一国の首相としてどういったものか」と不快感を示した。

 理事懇談会では民主党北沢俊美氏が「そんなに暇なら、毎日でも特別委に出てきて一生懸命に答弁すべきだ。真剣度が足りない」と抗議。自民党は「政府に説明を求めている」と応じた。



 民主党幹部は「首相は国会を軽視している。明確な説明と謝罪がなければ、今後の審議にも影響する」と批判した。

全くそのとおり

正直これだけで本来なら首相辞任ものである。

そしてそのあと、安倍政権のタダ鮨がそんなに食いたいのか安部政権にひたすらすりよることしか考えないマスコミは揃って安部首相の「無投票再選」を伝えていた。

そして本日突然こんな情報が飛び出した

■推薦人集め「こつこつ」野田聖子氏が初めて明言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150905-OYT1T50076.html

日刊ゲンダイなどは
野田聖子氏出馬へ、急転推薦人にメド
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1533527.html

この2件によって「戦争法案」の審議は大きな影響を受けることは避けられない

まず、
1.「戦争法案」の法案の野党の追及に加え総裁選により審議日程がさらに切迫
2.『ミヤネ屋』出演により「参議院軽視」と参議院議員から受け取られ「強行採決」の協力が得辛くなってくること

ここにきて任期満了に伴う自民党総裁選(8日告示、20日投開票)が騒がしくなってきた。すべての派閥が首相・安倍晋三支持を表明し、意欲を見せていた前総務会長・野田聖子は総裁選の立候補に必要な20人を用意できないとされてきたが、元参院副議長・尾辻秀久が「総裁選はやるべき」と推薦人になる意向を固めるなど、どうやらそのめどが立ったようだ。


 ★安倍は当初から再選に自信を見せており、安保法制を審議する今国会を今月いっぱいまで延長するなど、総裁選が法案審議に影響することを承知の上で政治日程を組んでいた。当然、その計画は総裁選が行われることで頓挫する。1つは選挙が行われることで遊説日程などを組んだり、演説会などが必要となること、総理・総裁でなくなるかもしれない安倍がその間、安保法制審議を進めようとしても野党が、安倍の正当性を問えば審議は中断するなど、法案審議は重大な局面を迎える可能性がある。

仮にこのまま総裁選をやっても万に一つも野田聖子が勝つことはあるまい。
だがこの総裁選は「戦争法案」審議日程が切迫、参議院議員の協力が受け辛くなるだけでなく、別の可能性をも秘めている。

それは安倍晋三という人間の性格を考えるとわかる。

根っからのファシストの安倍からすれば自分以外の候補が支持されるという事実自体がガマンできないはずだ。おそらく野田聖子が出馬した時点で安倍政権はかなり野田聖子支持派を「粛清」しようとする可能性が高い。

そうするとどうなるか? 自民党が分裂する可能性がある。

また一方自民党のもう1つの大きな支持勢力である立正佼成会が安保法案廃案求め声明を出している。支持を受けている自民党議員への影響は避けられないであろう。

立正佼成会が安保法案廃案求め声明 「重大な危険はらむ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000030-kyt-soc

かつて圧倒的議席数を持った民主党は空中分解して結局は政権をはく奪された。
それと同じことが起きる可能性がある。

そしてそれだけではない

創価学会の支持をなくしつつあり公明党分裂の可能性

この件に関しては当ブログの記事でも書いた。
公明党分裂の兆し?創価学会員による「戦争法案反対」運動が表面化
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20150720

先日の8月30日の国会前の抗議集会でも創価学会の三色旗が目立った。まだ表立った動きはでていないが、公明党議員の心は大きく動いているのは間違いない

先日山口代表の街頭演説も以前のような「日本の防衛」云々とおよそ平和の党らしからぬ主張内容から「歯止め」とか「平和を守る」などという衆議院強行採決当時では全く使わなかった言葉を使いだした。かなり創価学会の支持離れに対し内心は脅え狼狽していることが行間を読むと受け取れる。

あと未確認の情報だが大きな力を持つ創価学会関西が公明党が安保法制に賛成するなら公明党の支持をやめる」と通告したという情報がある。事実だとすればこれは公明党にとって死刑宣告に等しい。

もし野田聖子の総裁選出馬で自民党分裂が誘発されたらその時点で公明党も連鎖反応で分裂する可能性がある、実際公明党は空中分解寸前だという。

■分裂維新民主党

既にご存じのとおり橋下とその一派が維新の党を離党し「大阪維新の会」を設立し正確な人数はまだ不明だが20名ほどだという。
誰が見ても安部政権の補完勢力にしか見えない橋下の新党はおそらく公明党が分裂した時に取り込めるようにあらかじめ安倍と橋下で話をつけた可能性もある。

維新の党・松野代表と民主党の岡田代表は現在合併について協議しているとの情報があるが、民主党の若手議員からは「解党出直し論」が出ているという

民主党:党内に「解党出直し論」…維新分裂契機
http://mainichi.jp/select/news/20150905k0000m010133000c.html
私も基本的には賛成である。残念ながら「民主党」という党は政権時代のイメージがあまりにも悪いからだ。

これも果たしてどうなるか?

いずれにせよ、政局が大きく動いてくる可能性があり、「戦争法案」廃案の可能性も大きくなってきたように感じる、のは楽観的すぎるだろうか?

ここ一か月くらいは目が離せないかもしれない